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【プログラミング】Raspberry Piにウェブ上で使えるファイル共有ツールのAListを導入してみよう。

2024.10.12 土
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【プログラミング】Raspberry Piにウェブ上で使えるファイル共有ツールのAListを導入してみよう。

Raspberry Piを買ってやってやることといえばなんだろうか。

そう、ファイルサーバだ。

むしろ省電力なRaspberry Piだからこそ、24時間稼働のファイルサーバを作成するのに向いている。

今回は、AListを使ったファイルサーバをRaspberry Piを使って構築する方法を紹介する。

AList

Web上でファイルサーバを構築するためにAListを使用する。

AListとは

Alistとは、複数のクラウドストレージやローカルストレージを統合して、ウェブ上でファイルリストを共有・管理できるオープンソースのツールだ。

ダウンロード・インストール

LXTerminalを起動する。

wget https://github.com/alist-org/alist/releases/download/v3.37.4/alist-linux-arm64.tar.gz

「wget」コマンドでAListをダウンロードする。

tar -xzvf alist-linux-arm64.tar.gz

「tar」コマンドで展開する。

sudo chmod +x alist

「chmod」コマンドで権限を付与する。

sudo mv alist /usr/local/bin

「mv」コマンドで移動する。

alist

「alist」コマンドでAListのインストールが完了したか確認する。

このように使い方画面が表示されたらインストール成功だ。

パスワードを設定する

alist admin set password

「alist」コマンドでパスワードを設定する。

好きなパスワードにして良いが、今回は例としてpasswordと入力する。

AListを起動する

ifconfig

「ifconfig」コマンドでIPアドレスを確認する。

私の場合、192.168.50.136だ。

ここで確認したIPアドレスはメモしておく。

alist server

「alist」コマンドでAListを起動する。

起動に成功すると、success: okと表示される。

これでファイルサーバの構築は完了だ。

AListへ接続する

http://192.168.50.136:5244

PCやスマホのブラウザを起動し、URLにメモしたIPアドレスとポート番号5244を入力する。

ユーザー名はadminで、パスワードは設定したパスワードを入力する。

私の場合は例として、passwordを設定したのでそれを入力する。

これでログイン完了だ。

USBメモリをファイルサーバに接続する

ファイルサーバにはもちろんストレージが必須。

HDDやSSDなど色々あるが、ここでは簡単にUSBで代用する。

どれもやり方は同じだから問題はない。

USBメモリのパスを取得する

/media/アカウント名/USB名

USBメモリのパスはmediaフォルダに入っている。

私の場合は/media/zero2w/SP USB 32GBとなっている。

後で使うのでこのパスはメモしておく。

USBメモリのフォルダを追加する

ログイン後、下部にある管理をクリックする。

左側にあるメニューの中にあるストレージをクリックする。

追加をクリックする。

ドライバはローカルストレージを使うのでLocalに設定する。

マウントのパスはAListで表示されるフォルダ名である。

好きな名前を使って問題ない。

ここでは例として、USBという名前にする。

ルートフォルダのパスはメモしたUSBメモリのパスを入力する。

私の場合は/media/zero2w/SP USB 32GBと入力する。

入力したら、保存をクリックする。

するとストレージに作成したものが追加される。

ホーム画面に戻るとUSBフォルダが追加されているはずだ。

中身を見ると、USBメモリの中身が入っていることが確認できる。

これでUSBストレージの追加は完了だ。

まとめ

いかがだっただろうか。

無事に、AListを導入し、ストレージの追加まで行えただろうか。

このファイルサーバを使えば、低電力でネットワーク上でファイル管理を行えるようになる。

Raspberry Piで稼働できるファイルサーバは魅力的ではないだろうか。

ぜひ導入してみてくれ。

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